ねるねこ商店

モラトリアム最後の大学4年、寝ているねこの気だるさでお送りします。

久々にブログ書くから新聞勧誘された話でも

あれは3年(1回目)の秋の事

「こんにちは、近くでお店をやっている者ですがうちの店が10周年なので記念品配ってます。洗剤とティッシュどちらがいいですか?」

一時期のひきこもり生活から抜け出し学校には行っていたものの、半年のブランクは大きく、周りの友人達とも距離があった時期。突然の訪問は親かNHKでこのパターンは初めてだ。

長身で日に焼けたいかにもスポーツやってますといった感じの好青年、近くのお店が美容室などかと思い

「えっ、ティッシュ」

と混乱したまま答えた。

「わかりました、ちょっと待っててくださいね」

と男は自分の車に戻って行った

待たされている間、一人暮らしのアパートの玄関先に置かれたおよそ一週間分の洗濯物が詰め込まれた洗濯機を見つめながら、俺酷い生活してるなー、人とまともに話すの久しぶりかもなどと考えていた。

「お待たせしました」

男の手にはティッシュBOXが4×2、抱えられていた。

「ここに置いちゃいますね」

洗濯機の蓋の上、当然その中には一週間分の洗濯物、見られたら恥ずかしいと閉じた蓋の上はちょうどいい物置スペース。

 

 

箱を見た瞬間気づいた

実家に置いてあった見慣れたティッシュBOXがそこにあった、実家では○○新聞を取っている、集金の度にオッサンが置いていくものだ。おそらく市販されていないだろう特徴的な猫の写真のパッケージ、間違いない。

しまったと思ったが遅い、もうあちらのペース

「いやーお兄さん背が高いなー何センチ?」

「180っす」←なぜか後輩口調

「うわーやっぱ高いなー俺170ちょいしかないから」

「マジっすか、もっと高く見えますよ、なんかスポーツやってたんスカ?」

 「野球やってたんだよね~」←やっぱり

といった感じで久々に人としゃべれて嬉しかった元軽いひきこもり青年は、まんまと新聞契約を結びましたとさ・・・

クーリングオフなんて事もできたんだけど

月3,000円は高いと渋る→じゃあいくらなら取る?→月2,000円なら→じゃあ6ヶ月契約で合計18000円じゃん先に月1,000円割り引いたことにして6000円渡すからさ。

など言われてクーリングオフして6,000円取りに来られると面倒、あとなんか言われそうというチキンハートでクーリングオフできず。

 

 その3か月後にアパートだとまたひきこもる=学校サボると考え実家に戻り、新聞解約実質払ったのは3000円だったから良しとしよう。。。この解約でも一悶着あったのだけど、、、